風疹抗体と風疹ワクチン
風疹抗体を持っていない妊婦さんが風疹ウイルスに感染すると、
出生児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。
先天性風疹症候群の主な症状は先天性心疾患、難聴、白内障があり、
この疾患は、事前に風疹ワクチンを接種し抗体価を上げる事で予防できます。
よって、妊娠前に必ず風疹抗体の有無を確認し、抗体がない場合は、風疹ワクチンを
接種しておくことをお勧めします。
奥野病院がある大阪市では、同市にお住いの妊娠を希望されるご夫婦は、
風疹抗体検査を無料で受ける事ができます!
旦那様も抗体検査を受けて下さい!そして抗体がない(もしくは低い)場合は
風疹ワクチンを受ける事で、奥様が風疹に罹患する可能性を減らすことができます
検査結果にて抗体がない方や抗体価が低いと診断された方は、
ワクチン代の助成もあります!
詳しくは大阪市のHPをご参照ください https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000259312.html
注意事項としては
ワクチン受けてから2か月間は避妊が必要になる事、
風疹ワクチンは妊娠した後では接種できない事です
ご留意ください。
大切な事は、妊娠をお考えのご夫婦は、早めに2人で風疹抗体検査を受けて下さいね。